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父の日は、母の日と同様、世界各国で祝われています。ただし父の日は母の日とは異なり、1月から12月まで時期は様々です。発祥の地アメリカや日本など多くの国では、6月第3日曜日を父の日としていて、2024年は6月16日が父の日です。
今回は父の日が誕生したきっかけや、発祥の地アメリカではどのように祝われているかなどをご紹介いたします。ぜひ、プレゼントの参考にしてみてください。

6人兄弟の末娘が申請した「父の日」

父の日は、アメリカ、ワシントン州のドットという女性が、父親に感謝を捧げる日が欲しいと牧師協会へ訴えたことから始まりました。 軍人であったドットの父は妻の死後、男手1つで6人兄妹を育てあげました。その間、再婚せず、生涯独身で働き通したそうです。そんな尊敬するお父さんへの感謝の気持ちを伝えたいという1人の想いから生まれた父の日の祝典は、1910年にアメリカで初めて開催されました。
それから60年あまりを経た1972年にアメリカの祝日となりましたが、母の日が祝日と制定された1914年からは半世紀以上が経っていました。

感謝を伝える“黄色い花”に込められた「幸福」「信頼」「希望」「尊敬」

父の日にも花がプレゼントされています。これはアメリカで初めての「父の日」祝典が開催された際、存命のお父さんには赤、故人のお父さんには白のバラを捧げたことにちなんでいます。 日本では「日本ファーザーズ・デイ委員会」が「幸福」「信頼」「希望」「尊敬」といった意味合いのある黄色を選び、「イエローリボンキャンペーン」を展開したことから、黄色い花をプレゼントすることが多くなっています。

バラのほか、「あなたを見つめる」などの花言葉をもつひまわりも人気となっています。
学名・英名とも「太陽の花」という意味を持ち、夏の強い陽射しに立ち向かうように茎を伸ばす姿が、お父さんの姿と重なるかもしれません。

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